evidence-based medicine

弱視治療 遮蔽 full-time occlusion

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弱視治療成績
J AAPOS. 2005 Apr;9(2):107-11.
Amblyopia treatment outcomes.
Scott WE, Kutschke PJ, Keech RV, Pfeifer WL, Nichols B, Zhang L.
Department of Ophthalmology and Visual Sciences, University of Iowa Health Care, Iowa City, IA 52242, USA.
目的: 弱視治療のための全時間遮蔽 full-time occlusion の効果と副作用を決定する。
方法: 斜視、不同視、または両疾患に続発した片側性弱視を有する患者を対象とした後向きレビュー調査を行った。全症例は一日24時間または目覚めている全時間の遮蔽 full-time occlusion を行った。成功は両眼の固視パターンによって視力 20/30 (約 0.67 注1) 以上、または同等視力と定義した。最終目標は、左右眼同等の視力であった。
結果: 600人の症例が対象としての基準に一致した。全時間の遮蔽中止後の平均経過観察期間は 7.2年であった。89%では 1年以上経過観察した。最終診察時の平均年齢は 10.82歳であった。症例の 96%において視力結果「成功」を達成した。60%は「同等視力」を達成した。患者年齢がより若いと、終了までに必要な遮蔽時間はより少なく、よい視力結果であった( P < 0.0001)。最初の視力は、達成した最高視力と有意な関連があった( P < 0.0001)。遮蔽弱視の発生頻度は 25.8% であった。
結果: 全時間遮蔽は優れた視力成績が得られる。もし、患者が指導されたように続けたならば、長期間の合併症もなく効果的であることが示された。
訳者注 1: 欧米で用いられる スネレン Snellen 分数視力を日本で一般的に使用されている小数視力に換算したもの。
「弱視」について医学、教育、社会的な側面から学問的に解説したページ:
    「中野泰志のホームページ」
    http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/nakanoy/index.html
    http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/nakanoy/article/LowVision/assessment/
など。

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2005/05/22 @ 07:38

カテゴリー: Uncategorized

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