evidence-based medicine

動眼神経 枝麻痺 小児例

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動眼神経は上眼窩裂を通って、眼窩内に入った後、2つの枝 (上枝 superior division / branch、下枝 inferior division / branch) に分かれます。それぞれ、下記のように筋肉に分布します。
上枝(小さい): 上直筋、眼瞼挙筋
下枝(大きい): 内直筋、下直筋、下斜筋、(副交感神経線維)瞳孔括約筋・毛様体筋
参照: 「船戸和弥のホームページ」
    http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/cranial/cn3.html
など。
自然回復した動眼神経上枝単独麻痺の小児例
J Clin Neurosci. 2000 Jan;7(1):62-4.
Isolated superior division oculomotor palsy in a child with spontaneous recovery.
Saeki N, Yotsukura J, Adachi E, Yamaura A.
Department of Neurological Surgery, Chiba University School of Medicine, Japan.
左側の動眼神経上枝麻痺を来たした10歳男子例を報告する。発症1週前にインフルエンザ様の病気となった。CTとMRI検査は正常であった。感染症、糖尿病、重症筋無力症に関する検査は正常であった。症状は 2ヶ月後には自然に消失した。検査成績が陰性であったことと疾患経過から、本症例はウイルス感染に関連した動眼神経部分麻痺のケースと考えた。文献的には、このような症例は数例報告されているにすぎない。下枝麻痺の小児例は 5症例であった。上枝麻痺の報告は、2例にすぎない枝麻痺 divisional palsy は小児ではより一般的で自然治癒する。特に、神経放射線学的に診断できない動眼神経麻痺小児例の鑑別診断に際して、まれであるが重要な疾患単位の1つである。ウイルス感染後に発症し、上枝または下枝が単独で麻痺することがある。

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2005/05/21 @ 19:38

カテゴリー: Uncategorized

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