evidence-based medicine

特発性眼窩筋炎 orbital myositis

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本疾患の診断に際しては、腫瘍や感染症などによる眼窩内疾患や類縁疾患でないことが諸検査にて確定されていなければなりません。
Curr Opin Rheumatol. 1997 Nov;9(6):504-12.
Idiopathic orbital myositis.
Scott IU, Siatkowski RM.
Department of Ophthalmology, Bascom Palmer Eye Institute, University of Miami School of Medicine, FL 33136, USA.
特発性眼窩筋炎は、外眼筋を初発(原発)病巣とする疾患で、非特異的な眼窩炎性疾患の一亜型 (サブタイプ) です。大多数の症例は、若年成人ないし中年成人であり、女性に多くみられます (男性の2倍まで)。
主症状は、眼球を動かしたときに増強する眼窩部痛です。他によく見られる症状は、複視、眼球突出 (通常、ごく軽度です)、結膜の充血や浮腫、眼瞼部(眼窩周囲)浮腫です。
甲状腺眼症は、眼窩筋炎に似た症状などを呈するためよく混乱を来たしますが、眼窩筋炎では発症はより急性であり、疼痛もより強く、また、副腎皮質ステロイド薬の全身投与後、速やかに効果が現れます。
超音波検査や CT 検査にて、筋腹の腫大像と筋腱肥厚像が見られ、病巣内部は低エコー反射像を呈します。
眼窩筋炎の原因は不明ですが、病態生理学的には免疫反応が関与した発病機序が考えられます。本総説論文では、本疾患の疫学、診断法、病態生理学、治療法に関する最近の知見について述べます。

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2005/01/31 @ 16:31

カテゴリー: Uncategorized

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