evidence-based medicine

エイズウイルス HIV-1 HIV-2 眼病変 重症度

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HIV-2 感染患者にみられる眼病変の程度は、HIV-1に比べて軽度とも言えるが, ···
HIV-1, HIV-2 感染患者における臨床像の対比
Eur J Ophthalmol. 1993 Jan-Mar;3(1):13-20.
Clinical correlations in HIV-1 and HIV-2 infected patients.
Monteiro-Grillo M, Sousa AP, Galvao J, Yueh M, Neves C, Ribeiro-da-Silva J.
Lisbon University Eye Clinic, Santa Maria Hospital, Lisboa, Portugal.
[要約の邦訳]
ポルトガルでは、HIV-2 (ヒト免疫不全エイズウイルス-2) 血清陽性者の頻度は、他のヨーロッパ諸国や北アメリカに比べて多い。最近の文献データは、HIV-1, HIV-2 両ウイルスの病原性と自然経過の差異を指摘し、HIV-2 の毒力がより低いことを示唆している。これらの仮説とHIV-2 症例の増加に直面して、著者らはHIV-1, HIV-2 両感染群における眼病変との関連性や眼症状・所見の差異を究明するため、両群を解析した。
各病期のHIV感染患者 214症例について、前向き 臨床研究を行った。83% は HIV-1 で、17% は HIV-2 であった。眼所見は両群にみられたが、その頻度は HIV-1 (48%) であり、HIV-2 (19%) に比べて有意に高かった (p < 0.005)。本症の診断と予後に関して特に重要な眼病変は、非感染性網膜症、感染性網膜炎、神経眼疾患といわれているが、これらすべての眼所見は、HIV-1群に見られた。HIV-2群で最も多い病変では、非感染性網膜症であった。眼病変の有無による AIDS患者の生存率を比較したところ、眼病変を有する症例は有意に生存時間が短かった ( HIV-1群 p < 0.001, HIV-2群 p < 0.05)。
HIV-2感染患者では眼病変の重症度は低いとも言えるが、両群間で臨床像が類似している点も存在する。

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2004/12/03 @ 21:26

カテゴリー: Uncategorized

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