evidence-based medicine

Archive for 8月 2004

Typekey 認証について

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[2006/1/11 一部編集]
旧ブログではコメント投稿に際して、Typekey 認証 が必要でした。
  »  http://www.typekey.jp/
インターネットメールを送受信できるネットワーク環境であれば、オンラインにて速やかに個人についての認証サービスを受けられます。ブログツール「Movable Type」による公開サイトすべてに利用可能です(ホームページ主催者がコメント投稿制限を行っているサイトは除く)。
2006/1/11から利用しているブログツール TypePad にはこの機能はありません。ただし、当サイトでは、ブログ主催者の承認後公開されることになっております。
Ping送信元: 石川県石川郡野々市町新庄5丁目106

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2004/08/26 at 10:23

喫煙 ニコチン 禁煙補助剤

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米国食品医薬品局FDAの評価と解説(日本語訳)をお知らせいたします。
■ ニコチン (禁煙補助剤 ニコレット など)
リスク分類「C*」
動物実験では、胎児への副作用や毒性が見られました。妊婦に対する充分な比較試験は行われていません。本剤は、胎児などに対するリスクよりも治療上の有益性が上回るときのみ使用すべきです。
経皮膚吸収の場合、リスク分類「D」となります。
【胎児へのリスク】
妊娠動物の静脈内にニコチンを投与すると、子宮血流量は減少し、胎児の血圧低下を来たし、胎児血液中の二酸化炭素量が増加し、アシドーシスを呈します。母体に中毒量を投与すると、いくつかの動物種では、催奇形性があります。
妊娠中に喫煙すると、低出生体重児、流産の頻度増加、周産期死亡率の増加がみられるので、ニコチン代替治療(禁煙補助剤)は妊娠中には推奨できません。
【授 乳】
乳汁中に分泌、蓄積します。乳児に対して刺激症状や胃腸障害の副作用がありますので、授乳はおすすめできません。ニコチンは母乳量を減少させます。
カテゴリ「A-X」については、
http://doc.s73.xrea.com/category/drugs/2004/08/coeee.html
のリンク先でご確認下さい。
FDA: A, B, C, D, X
TGA: A, B1, B2, B3, C, D, X

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2004/08/25 at 11:23

カテゴリー: 妊娠、授乳とクスリ

お酒、アルコール (エタノール)

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米国食品医薬品局FDAの評価と解説(日本語訳)をお知らせいたします。
■ エタノール(飲用アルコール) (飲用アルコール)
注意: 臨床では、鎮静剤として使用されることがあります
リスク分類「D* 」
ヒト胎児へのリスクがあります。
胎児へのリスクがあっても、妊婦が重篤な病気に罹患していたり、生命を脅かされた状態のときなど、母体にとって有益であれば、本剤使用が正当化されるかもしれません。
大量長期使用では、リスク分類「」です。
【胎児へのリスク】
アルコール換算一日30cc以上を続けると、胎児アルコール症候群(FAS)を来たします。
頭蓋顔面、中枢神経系、腎生殖器系、皮膚、心臓、筋骨格系の欠損や出産前・出産後の発育遅滞が起こります。
アルコール消費は流産の頻度を増加させます。
妊娠初期の大量アルコール飲酒は胃壁破裂との関連性が指摘されています。
アルコール飲酒と子供の染色体異常との関連性については疑いがあります。
妊婦の飲酒により、胎児が無呼吸となったり、胎動が減少したり、心拍の変動がなくなったりすることはありますが、アルコールにより胎児の肺組織の発達は促進されますので、呼吸窮(促)迫症候群の頻度は低下します。
母体が慢性的に飲酒を続けると、新生児の離脱症候群を来たします。
【授 乳】
乳汁中への分泌と母親の大量摂取は、乳児の精神運動発達に影響するかもしれません。偽クッシング症候群、低プロトロンビン血症による出血が副作用として出現することがありますが、一般的には授乳はできます。
カテゴリ「A-X」については、
http://doc.s73.xrea.com/category/drugs/2004/08/coeee.html
のリンク先でご確認下さい。
FDA: A, B, C, D, X
TGA: A, B1, B2, B3, C, D, X

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2004/08/25 at 11:22

カテゴリー: 妊娠、授乳とクスリ

米国FDA、豪州TGA 以外の「妊婦とお薬」を評価する政府機関について

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厚労省(日本国)は、ようやく2005年度中に「妊婦とクスリ情報センター」(仮称)を新設するそうです。
アサヒ・コム asahi.com のニュースをご覧下さい(ニュースページへのリンク申請済)。
http://www.asahi.com/national/update/0818/004.html

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2004/08/24 at 13:46

カテゴリー: アスベスト、その他

深視力と自動車運転

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自動車運転手の立体視機能の影響(予備的研究)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 2001 Jul;239(6):400-6.
The relevance of stereopsis for motorists: a pilot study.
Bauer A, Dietz K, Kolling G, Hart W, Schiefer U.
University Eye Hospital Tubingen, Department of Pathophysiology of Vision and Neuro-Ophthalmology, Germany.
自動車運転時における深視力(注:stereoscopic depth perception の意訳)の影響を調査した。立体視機能が低下している斜視患者10名と健常者10名が参加。両群間において、年齢、年間走行距離、免許取得期間、車種に差がないようにマッチングさせた。眼科診察後、4種のテスト走行を行った。
(1)障害物の前で停車 (2)車庫入れ(バックで駐車) (3)S(スラローム)路走行 (4) 車間距離を推測する
すべてのテストは、両眼で見たとき(両眼視)と非優位眼を遮蔽し片眼で見たとき(単眼視)の2方法で行った。結果:S路走行のみ健常群が有意に優れていた。車間距離の推測では、健常群が有意に劣っていた。単眼視と両眼視との距離差は、健常者の停車操作でのみ明らかな差があったが(平均2.5倍)、斜視群では差がなかった。結論:立体視機能は、中間距離における動的な状態でのみ運転に影響した。

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2004/08/24 at 10:41

カテゴリー: Uncategorized

ビタミンA (レチノール)

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オーストラリア厚生省治療製品管理局TGA、米国食品医薬品局FDAの評価と解説(日本語訳)をお知らせいたします。
■ ビタミンA(レチノール) (栄養機能食品 マルチビタミンなど)
注意: 英文、訳文に「RDA 栄養所要量 ***IU/日」と記載されていますが、日本人の一日所要量ではありませんので、必ず主治医、栄養士にお尋ねください。
【TGA】
胎児へのリスク「D」
過剰なビタミンA摂取は、先天性欠損を来たします。女性は各種サプレメントを利用する前に、食事摂取量を考えなければなりません。オーストラリアでは食事だけで通常、一日所要量(recommended daily allowance) 2500 国際単位(IU)が含まれています。
【FDA】
リスク分類「A*」
充分な比較試験を行っても胎児に対するリスクは証明できなかった。
万一、胎児に対する薬害があってもごくわずかです。
Recommended Dietary Allowance(RDA 栄養所要量)を越える過剰摂取をすると、リスク分類「」となります。
【適 応】
ビタミンAはビタミンA欠乏症の治療に用いる脂溶性ビタミンです。米国科学アカデミーによると、正常妊婦のRDAは 2700 国際単位(IU)/日です。妊婦の一日当たりの最大摂取量は 8000 IU (FDA推奨)となります。
【胎児へのリスク】
ビタミンA治療薬の含有量は、妊婦のRDAを越えています。
大量のビタミンA摂取は催奇形性があり、頭蓋顔面や筋骨格系、尿路系の欠損を生じたり、小眼球症(ないし、無眼球症)、胃腸管の先天性閉塞、顔面神経麻痺、砂時計状の角膜・虹彩、重複水晶体を来たします。
【授 乳】
乳汁中にRDAを越える量が分泌されます。乳児に対する影響は不明です。
カテゴリ「A-X」については、
http://doc.s73.xrea.com/category/drugs/2004/08/coeee.html
のリンク先でご確認下さい。
FDA: A, B, C, D, X
TGA: A, B1, B2, B3, C, D, X

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2004/08/23 at 22:21

カテゴリー: 妊娠、授乳とクスリ

抗菌薬 ケフラール

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米国食品医薬品局FDAの評価と解説(日本語訳)をお知らせいたします。
■ セファクロル(商品名 ケフラールなど)
リスク分類「B」
生殖期の動物による比較試験(controlled studies)では、動物胎児にリスクはありません。
妊婦を対象とした充分な比較臨床試験はありません。
【胎児へのリスク】
動物実験では、胎児には無害でした。
セファロスポリン系抗菌薬は、妊娠中の使用は安全とみなされています。
ヒトに関する充分なデータはありませんが、本剤を妊娠初期に使用した場合、心血管系の欠損や口腔内の裂隙との関連性が疑われています。
【授 乳】
乳汁中に少量分泌されます。抗菌作用により乳児の腸内細菌が変化したり、乳児への直接的な影響が問題となります。
カテゴリ「A-X」については、
http://doc.s73.xrea.com/category/drugs/2004/08/coeee.html
のリンク先でご確認下さい。
FDA: A, B, C, D, X
TGA: A, B1, B2, B3, C, D, X

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2004/08/23 at 16:47

カテゴリー: 妊娠、授乳とクスリ