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Archive for 6月 2004

未熟児網膜症の検査に際して

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未熟児網膜症の検査(眼底の診察)とき、散瞳薬を点眼し、まぶたを器具で開けて診察しますが、低出産体重児はこれらの眼科検査中に血液中の酸素飽和度や脈拍が変動することがあります。乳児の眼科診察では、表面麻酔点眼液を併用するなど検査中のストレスを少なくするよう配慮すべきです。
Retina. 2004 Apr;24(2):242-5.
Systemic manifestations in response to mydriasis and physical examination during screening for retinopathy of prematurity.
Rush R, Rush S, Nicolau J, Chapman K, Naqvi M.
Department of Pediatrics, Texas Tech University Health Sciences Center and Northwest Texas Healthcare Systems, Amarillo, TX 79106, USA.

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Written by support

2004/06/03 at 19:13

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瞳孔膜遺残

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文献(1)
瞳孔膜遺残: 内科的治療の成功例
Arch Ophthalmol. 1979 Oct;97(10):1911-3.
Persistent pupillary membrane: successful medical management.
Miller SD, Judisch GF.
瞳孔膜遺残は通常、生後1年以内にかなり萎縮・退行します。正常な網膜像が形成されるためには、少なくとも1.5 mmの瞳孔径が必要です。散瞳薬、固視パターンの決定、遮蔽治療を行うと、広範囲の瞳孔膜遺残患者の瞳孔形成術を回避できます。ほぼ全体の瞳孔膜の症例1例がこの治療法で成功しました。
文献(2)
瞳孔膜の過形成遺残–手術治療
Klin Monatsbl Augenheilkd. 1999 Apr;214(4):255-7.
Hyperplastic persistent pupillary membrane–surgical procedure
Meier P, Gutz U, Wiedemann P.
Klinik und Poliklinik fur Augenheilkunde, Universitat Leipzig.
「瞳孔膜遺残」は新生児の95%に発見できる先天異常である。視軸に存在し、視力障害を来たすケースは比較的まれである。弱視発生のリスクがあったり、白内障を合併している症例では手術を行う。症例報告: 4才児,左眼. 前極白内障を伴う高度で広範囲な瞳孔膜遺残が見られ、視力は低下していた。瞳孔膜切開、水晶体吸引、後嚢切開、前部硝子体切除、後房レンズ挿入を行った。術後 8週目に、視力は 0.25まで回復した。結果: 前極白内障を伴う高度の瞳孔膜遺残では、早期の手術治療が必要である。膜切開、水晶体吸引、眼内レンズ挿入は、弱視治療のための最適な方法である
文献(3)
瞳孔膜の過形成遺残に対する手術治療
Klin Monatsbl Augenheilkd. 1992 Jul;201(1):38-41.
Surgical treatment of hyperplastic persistent pupillary membrane
Steuhl KP, Weidle EG, Rohrbach JM.
Universitats-Augenklinik, Abt. I. Allgemeine Augenheilkunde mit Poliklinik Tubingen.
瞳孔膜が視軸を完全に蔽っていた生後6週の乳児 1症例、固視が確認できなかった生後 4ヶ月児 に対して、手術治療を行った。術中、水晶体に損傷を与えることなく、瞳孔膜を水晶体嚢から分離した。術後、斜視や白内障は発生しなかった。粘弾性物質を使用すると水晶体前嚢からの剥離は容易であり、同時水晶体手術は回避できる。

Written by support

2004/06/02 at 15:50

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